感想投稿者:(KG様)

『ひまわりの咲くまち』
発売日 2002年2月8日
メーカー エフアンドシー(フェアリーテール)
動作環境 Windows95/98/Me/2000
CPU MMX Pentium 233 MHz必須 / PentiumII 350 MHz推奨
RAM 64MB以上必須、128MB推奨
ディスプレイ 800x600 highcolor以上
ジャンル ADV
音声 あり
原画 CARNELIAN、ドレン・チェリー

    概要    シナリオ    萌え    Hシーン    CG    音楽    OPムービー    システム    総合評価


概要
主人公の恋塚英一は十数年前の邂逅より心を寄せていた少女と再開するため祖父の住む田舎町に帰ってきた。
が、祖父は到着早々新妻と新婚旅行に出かけてしまう。残された英一は銭湯を切り盛りしてる幼馴染に下宿人の女の子達と同居するハメになり、ドタバタ劇のはじまり、はじまり・・・。
シナリオ    40点
いきなりですが、これって設定からしてラ○ひなそのまんまです(^_^;)展開もほぼ同じ・・・慣れてる人にはマンネリ助長かも知れません。胸焼けするかもです。
シナリオですが結構キビシイです。まず第一にシナリオのボリューム不足。製作者側は「お手軽に」って作ったのかもしれませんが、他の作品と比べるとやはりあっさりしすぎてます。物語の始めから佳境に至っても巻き込まれてばかりで結局ほとんど何もしてない主人公。。。「これでいいのかなぁ??」の連続でした。
選択肢も最後の方は結構シビア(今までの話の流れから考えても解らない)であっさりバッドエンド突入!ってのもありました。(1回目のプレイでこれだったのであんまし印象良くないです(^^ゞ)
俗にい言う「お約束」も沢山ありますがこれはこれで楽しめました。
萌え    80点
キャラには全く問題無し!!あらゆるタイプをそろえて「さぁお好みのコをどうぞ」ってのが聞こえてきそうです。
絵柄が好みだったら萌えに関しては心配はないでしょう。「お約束」でルックス通りの行動をとってくれます。(さくらは例外です。まさかあそこまでギャップがあるとは思いませんでした。でも一番好きです(^^ゞ。)
Hシーン    40点
絵的には問題無し!・・・なのですが描写が・・・濃くないです。
ただこの作品自体が「あっさり」な作りのためかHシーンもそれなりです。すぐ終わっちゃいます(笑)。
CG    80点
不自然な絵、手抜きな感じはありません。そこはさすがに老舗のプライドですね。
それは背景にまでおよんでます。ただ、設定で部屋の配置図とか町の地図をしっかり作ってるのにそれがシナリオに生かされて無いのが残念です。
あと同じCGが何度も使われるのも残念です。
音楽    70点
ここもさすがは老舗メーカー!!破綻はありません。各シーンにかかるべき音楽はしっかりかかります。
作品自体がドタバタ系なのでアップテンポなのが多いです。
主題歌もほのぼのな雰囲気出てていい感じです。
OPムービー    60点
ゲーム中のキャラと絵柄が違うためチョット?な感じです。
ついでにキャラの性格まで違うようで、祭里はあそこまで狂暴じゃないでしょ!とかさくらはあんなじゃないでしょ!(まぁ猫かぶりなキャラですが)とかツッコミたくなります。
展開がまんま「○ブひな」。月に向かって飛んでいく英一はまんま景○郎!実際プレイすると銭湯なのに皆して入ってるシーンはこのOPだけでイベントがないのも?でした。
システム    70点
特筆することは無いです。オーソドックス。問題無し。
総合評価    50点
設定、キャラ等から発売前から結構期待してましたが、全体の作りの「あっさり感」が残念でなりません。
ましてや18禁な作品なんだから「ラブ○な」よりもっと突っ込んだ濃い展開とかもできたはずなのに・・・。
昔好きだった少女が攻略キャラになっているのも都合良過ぎ(お約束と言われればそれまでですが)。
成長しない主人公もちょっと不満。(景太○は最後には立派なヤツに成長してたぞ!)
期待が大きかった分、拍子抜けしてしまいました。


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