『鬼哭街(きこくがい)』 | |||||||||||||||||||||||||
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概要 シナリオ 萌え Hシーン CG 音楽 システム 総合評価
概要 |
舞台は近未来の魔都、上海。 21世紀初頭のサイバネティクス技術の実用化により、肉体を機械化することで誰もがいとも容易に超人的な力を持てるようになった世界。 かつて身をおいていた組織に裏切られ、その上最愛の妹を恥辱され殺され修羅となった主人公は復讐に立ちあがり、かつての仲間だった仇を倒していく・・・といったストーリーです。 |
シナリオ 90点 |
モロにシナリオ命!なこの作品。 ゲームというよりCG付きの小説といった感じで選択肢も無し。この潔さ(?)はGOODです。 シナリオの出来も非常に高く、読み手をグイグイと引っ張り込みます。 普段小説を読まれている方なら(ファンタジー系とかならなお)まずハマります。 設定も奥が深くて細かいです!好きな人なら更に深みへと・・・(笑)。 文章も多少難しい表現がありますが、読み慣れてる人なら問題無いでしょう。 |
萌え 30点 |
この作品で登場する女の子はガイノイドと呼ばれる愛玩人形なのではっきり言って萌え度は低いです。 皆それなりに可愛いのですが、感情に乏しく、恥辱されたり首がとれちゃったりするのは当たり前、中には変形して敵になったり・・・。 まぁ最初からそもそも萌えなどは重視してない(と思われる)作品ですから(^^ゞ。 (唯一主人公の回想に出てくる妹だけが萌えの対象で、ある意味究極の妹ゲーだったりします。) |
Hシーン 30点 |
この作品にはガイノイドと呼ばれる愛玩人形(まぁ俗に言うアンドロイド)がいるのですが、その子達が恥辱されたりするのがほとんどのHシーンです。 やってるのは敵キャラばっかりで主人公はほとんど絡みません。 例えるとアメリカB級映画の悪役がやってるHシーン的です。まぁおまけとして見たほうがいいのでは・・・(^_^;) 私的には実用的ではありません。(苦笑) |
CG 70点 |
質は高いです。不自然な絵もありません。あとは絵柄の好みの問題です。 ホントに小説の途中にある挿絵みたいな感じで(にしては枚数は多いですが)文章だけでは足りない読み手の想像力を助けてくれます。 |
音楽 80点 |
これもCGと同じくしっかり演出を助けてくれてます。 いい曲多いです。戦闘シーンの派手なものから中国っぽい(何て言いましたっけあの楽器?)ゆったりとした曲まで、見事に作品にマッチしてます。 |
システム ?点 |
完全な「ノベル」作品なのでどうやって評価したらいいものか・・・(^_^;) ただセーブ、ロードその他の機能は普通に使えて快適。不具合は感じませんでした。 |
総合評価 80点 |
ストーリーに完全にハマってしまった人ならもっと高いかもしれません。 これってすぐにでもアニメ化できそうなほど完成度高かったです。アクション映画見てるような気分でした。 しかもこの価格なら(安い!)納得、いや得した気分になります。 これからのノベル作品も、こういった形で出してみたらいいのではないか?と思わせるだけのものがありました。 |